2013年5月22日水曜日

教授の頭の痛くなる発言

また少し間が空いてしまいました。
私生活でのトラブルに加えて、ここ数週間、ある教授の発言に頭が痛かったからです。
名前は伏せますが、韓国では随一の「日本スペシャリスト」「知日派」です。


1.「韓国のナショナリズムは決して表に出てこないが、日本のナショナリズムは非常に挑発的」とのこと。それに対して意見を異にすることを伝えたところ、「打ち負かす自信あるよ、Hahaha」とおっしゃられました。

韓国人の友達には「あれは議論でbeatするって意味だし、冗談だから」とフォローされましたが、「韓国のナショナリズムは〜」というのは裏を返せば「従軍慰安婦なぞ無かった」「あの戦争は侵略ではなかった」レベルのトンデモ発言で、そんなことを冗談でも「I'm confident I can beat you」なんて教授が生徒に言うことに驚きを通り越して頭が痛くなるし、なんでこの教授から学び、話す意味は、という気分でした。


2.「日本は外交政策を変えなければならない」と言った後に、「Ugly Offensiveではなく、せめてCharm Offensiveにしてほしいね、Hahaha」とおっしゃられました。フランクなことが良い先生ではありますが、それをシンポジウムの壇上で話せる図太さには驚きました。


3.東アジアの対話について、「日本はいつもBig Brotherにすがって、全然アジアで話そうとしないんだよね、Interesting, Hahaha」というので、「日中韓での枠組みよりアメリカ入れた方が交渉・対話上有利になるんだから、Interestingっていうよりrational choiceでしょう」と言ったら、少し感情的になられた感じのご返答でした。


そんなわけで、こうしたチクチクとしたことが、もちろんここに書いていないことも含めて、韓国随一の知日派からポンポン出てくることに気分がなかなか上がらなかったのですが、切り替えて頑張ろうと思います。

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